オリジナルTシャツを注文しようとしたら、プリント方法を選べだって!
何がどう違うのか分からない!…
僕も昔はそうでした。
でもこれを把握してないと、あなたが作るオリジナルTシャツの用途あったプリント方法が選べません。
それぞれのプリント方法を徹底解説します!
目次
プリント方法って何があるの?オリジナルTシャツで使われるプリント方法を徹底解説!
シルクスクリーンプリント
オリジナルTシャツのプリント方法としても、最もベーシックな方法です。
市販されているTシャツのほとんども、シルクスクリーンを使ってプリントされています。
プリントには「版」と呼ばれる型が必要になり、基本は1色1版、1柄1版です。
そこにインクを流し込み、生地に直接のせてプリントします。
プリントの耐久性や仕上がりは折り紙付き。アパレルブランドで販売されているTシャツと変わりない仕上がりです。
インクは多種多様に揃っており、金や銀、蛍光色までプリントが出来ます。
しかし、デザインの色数が多かったり範囲が広かったりすると、その分の版を作るための「製版代」がかかってしまいます。
また、Tシャツの生産枚数を増やすほど、比例して単価は下がりますが、逆に少ないとその分単価は上がります。
※画像引用:星槎道都大学/http://www.dohto.ac.jp/
デジタルコピー転写プリント
この方法は生地に直接プリントを行いません。
専用のシートにプリントし、インクで接着させるための糊処理をして、そのシートをボディに熱転写(プレス圧着)させていくプリント方法です。
フルカラーでも、どんな大きなデザインでも値段は変わりません。
また、デザインの縁どりをおこなっているので、イメージ通りに仕上げることが可能です。
デメリットは、シートをプレス圧着しているので、その箇所の通気性が悪くなります。
※画像引用:in the attic OFFICIAL ONLINE STORE/http://www.rakuten.ne.jp/gold/intheattic/
インクジェットプリント
ボディに直接、パソコンで制作したデジタルデータをプリントします。
データがそのままオリジナルTシャツの柄になるので、フルカラーの写真や絵のデータのグラデーションをそのまま再現することができます。
つまり、元のデータの画質が悪いとTシャツのプリント自体も荒れてしまいます。
また、ポリエステルが入っているボディにはプリント出来ないので、注意が必要です。
※画像引用:エドバン/http://edvan-print.com/
カッティングプリント
あらかじめ決まった色シートを文字やデザインの形にカットして、ボディに熱転写(プレス圧着)する方法です。
版を作らないので、一枚一枚にそれぞれのデザインにすることが可能です。
そのため、野球やサッカーのユニフォームやゼッケンなどに使われています。
この手法でプリントする場合は、単色のみとなります。
※画像引用:FC CROCODILE/http://fc-crocodile.net/
作りたいオリジナルTシャツにあったプリント方法を選ぼう
同じデザインでも、プリント方法が違うだけでオリジナルTシャツの仕上がりは変わってきます。
作るオリジナルTシャツの用途や予算、生産枚数に合わせたプリント方法を選ぶことが大切です。
デザインを考える時にも、プリント方法を把握していれば、イメージもしやすいです。
もちろん、どれが合うのか分からない場合は、ショップに問い合わせしましょう。