各企業が新しい商品を携え、新規顧客獲得に向けて熱を入れる展示会。
そんな時はオリジナルTシャツの出番です。
スタッフが同じTシャツを着ると、来場者から見て誰がスタッフか一目瞭然なので声をかけてもらいやすいです。
また、スタッフの士気を高める効果もあります。
展示会で使うオリジナルTシャツのデザインポイントを伝授します。

展示会で大活躍するオリジナルTシャツのポイントは?

ボディは胸ポケット付きのものを選ぶ

もし、Tシャツのボディでポケット付きのものが選べるならそれにするべきです。
収納力に期待はできませんが、ペンやトランシーバーのマイクなどを持っていても、さっとしまえるのでお客様と両手で名刺交換ができます。
Tシャツだけでなく、展示会当日の服装はポケットが多い方がいいと僕は思います。
その方が、貴重品やスマートフォンを入れる場所に困りません。

※画像引用:Champion/http://www.hanesbrandsinc.jp/champion/c/c20

ボディの色は黒と白を避ける

企業の特色やカルチャーにもよりますが、展示会で使うオリジナルTシャツは黒と白を避けた方がいいです。
黒の場合、どうしても不吉なものを連想させたり重く見えてしまいます。
それに、展示会でオリジナルTシャツを着てもらう場合、合わせる他のアイテム(パンツやシューズなど)はダークカラーを選びがちです。
そうなると全身真っ黒で黒子のようになってしまいます。
白を避けた方がいい理由は、汚れが目立ちやすいからです。
展示会当日も荷物の運搬などをしていると、いつどこで付いたか分からない汚れに気が付く時があります。
それとこれは僕の体験談ですが、展示会の日にお昼を食べていた時、食べていたカレーが付いてしまったことがあります…。
見えにくい箇所だからよかったものの、いつか誰かが気が付くんじゃないかとひやひや…。
可能なら違う色を選びましょう。

※画像引用:scratch/http://scratch.ocnk.net/

企業理念を英語にしてプリントする

僕が実際に見てオシャレだなと思ったデザインは、企業理念を英語にしてプリントしていた企業さんです。
展示会用のオリジナルTシャツとなると、デザインは企業名と企業ロゴぐらいしか思いつかない場合がほとんどでしょう。
その企業さんは、背中に自社の企業理念を英語でプリントしていました。
接客の中で、「弊社の企業理念は…」なんて言われて背中を見せられたら、きっと印象に残るはずです。

※画像引用:ゴーゴー!リサイクル ネットショッピング/http://www.gogorecycle.com/netshop/kousin/thtml/bind.html

展示会のテーマをモチーフとしたグラフィックを取り入れる

職種によって展示会ごとに、さまざまなテーマや裏テーマがあると思います。
例えば、「人とのつながり」なら握手をしている絵や写真、「クラシック」がテーマなら白黒や色褪せた雰囲気の写真をのせるなど、その展示会のテーマをデザインに落とし込みましょう。
これも企業理念と共通して、接客の中、話のネタとして使えますよ。

※画像引用:Bristy blog/http://bristy1995.blogspot.jp/2015/07/t.html

ステキなオリジナルTシャツで展示会を大成功させよう!

ただでさえ忙しい展示会準備。
わざわざそこにオリジナルTシャツまで準備しなきゃいけないなんて!でも、オリジナルTシャツだって立派なプロモーションの一環。
パブリックショー形式の展示会なら、着ているオリジナルTシャツにひかれてやってくるお客様もいるかもしれません。
素敵なオリジナルTシャツを作って、今季の展示会も大成功させちゃいましょう。