せっかく作ったオリジナルTシャツ。大切に着ていたのにいつの間にか色褪せしてしまった…。色落ちしてがっかり…。なんていう状況になってしまうのは悲しいですよね。

そこで、今回は色落ちや色褪せを防ぐための洗濯術についてご紹介します。

せっかくのオリジナルTシャツを長持ちさせたい!

思い出や愛着のあるオリジナルTシャツ。一日でも長く長持ちさせたいですよね。しかし、洗濯方法や使用する洗剤などによっては、あっという間にオリジナルTシャツを傷めてしまいます。

素敵なイラストやロゴ、カラーを美しい状態のままで保つには、洗濯するうえでいくつかポイントがあります。どのようなコツがあるのか、具体的な内容については次でご紹介します。

色落ち・色褪せを防ぐための洗濯術

世界で一つだけのオリジナルTシャツを長持ちさせるために、色落ち・色褪せを防ぐ洗濯術を実践しましょう。

裏返して洗う

基本的に、Tシャツは裏返して洗濯することをおすすめしています。イラストが表に出ていると、他の洗濯物との摩擦で擦れやすく、色落ちや色褪せの原因となってしまいます。

裏返してイラスト面を内側にし、他の洗濯物との摩擦が起こらないようにしましょう。

ネットを活用する

上述したように、裏返して洗うだけでも十分色落ちや色褪せを防ぐことにつながりますが、ネットを活用することでさらに防ぐことができます。

ネットを活用すると、Tシャツの布地同士が擦れにくくなり、イラスト部分を美しいままで維持しやすくなります。

また、他の洗濯物とも絡みにくくなるので、洗濯時の手間の削減にも繋がります。

洗濯機のソフトコースを活用

洗濯機によっては「ソフトコース」「デリケートコース」など、やさしく洗濯する機能が搭載されています。もし、洗濯機にこうした機能があれば、ぜひオリジナルTシャツを洗う際には活用してみてください。

布地への負担が少なくなり、色落ちや色褪せを防ぎやすくなります。

裏返して陰干しする

直射日光に当てると色褪せしてしまうことがあります。
特に、黒は直射日光に弱いので日向で干していると白っぽくなってしまうことがあります。お気に入りのオリジナルTシャツはなるべく陰干しすうように意識したほうがよいでしょう。どうしても日向に干す場合には、裏返してから干すと色褪せの度合いが下がります。

手洗いする際は優しくソフトに

なかなか落ちない強い汚れが付着してしまった場合には、手洗いで対応する方が多いと思います。しかし、力任せにゴシゴシとこすってしまうのはNGです。

布地を傷めてしまうだけでなく、毛玉の原因にもなってしまいます。また、イラスト部分が色褪せたり、剥げたりいてしまうため強い力でこするのは好ましくありません。

手洗いをする際には、やさしくソフトにこすり洗いすることが大切です。また、短時間でササッと済ませるようにしましょう。

どうしても落ちにくい場合には、状況に応じてぬるま湯や漂白剤を部分使いしたりして対応しましょう。

色落ち・色褪せを防ぐための洗剤の選び方

色落ちや色褪せを防ぐためのコツは洗濯方法だけではありません。「洗剤の選び方」も重要です。誤った洗剤選びでは、オリジナルTシャツの寿命を縮めてしまう可能性があります。

ここからはそんな洗剤の選び方についてご紹介します。

洗浄力が強い洗剤に注意

最近は洗浄力の強さを謳う洗剤が数多く販売されています。汚れが落としやすくなり、便利な洗剤ではありますが、あまり洗浄力が強いと色褪せや色落ちしてしまうことがあるためあまりおすすめできません。

オリジナルTシャツを洗濯する洗剤を選ぶ際には、洗浄力の強さよりも布を傷めないという効果を重要視した方が良いでしょう。

蛍光剤が含まれていない洗剤を選ぶ

洗剤の中には「蛍光剤」が含まれていることがあります。
白い服をより真っ白に見せる、という効果を持つ成分なので、色の淡いオリジナルTシャツで使用してしまうと、実際は色褪せしていないのに、まるで色褪せしているかのような状態になってしまいます。

濃い色のTシャツであればあまり心配はいりませんが、ピンクや水色、黄色などのような淡い色のTシャツの場合には「蛍光剤」の含まれていない洗剤を選んだほうが良いかもしれませんね。

上手に洗濯してオリジナルTシャツをキレイに保とう

せっかく作ったオリジナルTシャツ。一日でも長く着られたら嬉しいですよね。今回は少しでも長くオリジナルTシャツを美しく保つ方法として「洗濯術」と「洗剤の選び方」についてご紹介しました。

ぜひ、今回の記事を参考にして、次回からの洗濯で意識してみてくださいね。