好みのデザインTシャツが作れるのが、オリジナルTシャツ最大の魅力です。
会社やチームのロゴを入れたスタッフTシャツを作成したり、思い出作りのために子供が描いた絵や赤ちゃんの頃の手足をかたどったデザインTシャツを作る方もいます。
しかし全くの初心者にとって、デザイン性の高いものを作るのは少し困難です。
そこで、ここではオリジナルTシャツにプリントする際の、おすすめできないデザインについてご紹介します。
色の組み合わせはあらかじめ決める
1色カラーのみでも良いデザインのTシャツ作成は可能です。しかしデザインによっては複数の色を使用したい場合もあるはずです。
2色以上をデザインに取り入れる際のポイントは、Tシャツの生地とデザインに使用する色の組み合わせをあらかじめ決めておくことです。その上で業者に確認すると間違いがありません。
コピー用紙に印刷する場合と違い、生地の素材や色によっては、上にのせたインクの色が思うように発色しない場合があります。出来上がってからがっかりしないためにも複数色を使用する際は確認工程を必ず入れるようにしてください。
もし複数カラーのデザインに不安があるようでしたら、生地の色は白にするのが無難です。
5mm以下の文字はできるだけ避ける
オリジナルTシャツのデザインに文字を取り入れることも可能です。
例えば、袖口や胸元など、大小の文字を組み合わせるとメリハリのあるデザイン性の高いTシャツになります。
また、販促品で使用するTシャツは、小さめの文字で会社名や商品名を入れるパターンもあります。
デザインに文字を入れる時の注意点としては、フォントサイズが5mm以下にならないようにすることです。
5mm以下になるとインクの種類によっては文字が潰れてしまうことがあり、何がプリントされているのかわからなくなる可能性があります。
しかし、生地や業者によっては5mm以下のサイズに対応しているところもありますから、小さい文字をデザインに採用したい方は一度業者に尋ねてみましょう。
プリントするサイズを考慮しないデザイン
大量注文する際は、S、M、Lと複数サイズを注文します。その際の注意点は、それぞれのTシャツのサイズに合わせて、デザインの大きさも変えることです。
例えば、SサイズのTシャツに合わせて作成したデザインをLサイズのTシャツに印刷したら、デザインが全体的に小さくなります。
そのため、S、M、Lといった複数のサイズにプリントする場合は、全てのサイズでちょうど良い大きさになるようデザイン設定しましょう。
既にあるデザインを採用する
イベントなど大人数で着用する際や、販売目的にTシャツを作るなら、既にあるデザインを使うのはおすすめしません。
有名なデザイナーや企業のロゴやイラストなどは魅力的なものがたくさんありますが、既に著作権が発生しています。これを無断で使用すると、盗用とみなされ相手側から著作権侵害で訴えられることも考えられます。デザイナーにとって自分が考えたデザインはかけがえのないものです。
同時にあなたが作るTシャツも、あなただけのオリジナル作品を作りましょう。
テンプレートを活用する
どうしても自分でデザインするのは自信がない方は、テンプレートを使うのも手です。
通常はillustratorなどのデザイン制作ソフトが必要ですが、テンプレートを使うことで、素人でもデザイン性の高いTシャツを作ることが可能です。
それぞれの業者毎に特徴があるので、好みのものを使ってあなただけのTシャツを楽しみましょう。