学生時代はいつだって金欠(失礼!)。出来れば無駄な出費はおさえたいもの。
でも、学校のイベントの時にはかっこいいクラスTシャツを着たい!
でかでかと「激安」と書いてあるあのショップに頼もう!と、意気込んでいざ見積もりをお願いしたら全然安くない…。
実はこれ、よくあることなんです。
気をつけたい料金設定について解説します!

「激安」の文字にだまされるな!クラスTシャツを作るときの料金設定に気をつけろ!

見落としがちな「製版代」に気をつけろ!

主にオリジナルTシャツ作成の費用の内訳は、「製版代+プリント代+ボディ代+オプション代」を合計したものです。
この「製版代」がなかなかのくせ者。
これは、オリジナルTシャツにシルクスクリーンプリントをするための「型」を作るのにかかった費用です。
1カ所のプリント1色に対して、1版が必要です。
基本は1色1版の計算ですが、1版の最大サイズを超えてしまうと、同じ色でも2版扱いになります。
また、同色でも1版の最大サイズに収まらないデザイン(ex.左胸と右裾にそれぞれデザインがある)だと2版になります。
さらに、版が大きくなればなるほど、製版代は上がります。
このように、デザインによって製版代は左右されてしまうのです。
激安をうたうショップの料金体制には、この製版代が最安値の場合で打ち出されている可能性があります。

かっこよさを追求して、加工をやり過ぎないように注意

僕が高校生の時は、いわゆる「お兄系」の全盛期。
クラスTシャツもそれっぽいものにしよう!と気合を入れて、ラインストーンや箔プリントをふんだんに使ったデザインで、さあどうだ!…と意気込んだはいいものの、恐ろしいほどの見積もりの金額を見てあきらめた経験があります。
「激安」ってホームページに書いてあったのに!とキレましたが、どう考えても自分のせいです。
他にも、ラメプリントや蛍光プリント、発泡プリントなどさまざまな印刷方法があります。
どれもすてきなクラスTシャツを作るために使いたくなりますが、「激安」を目指すならここはガマン。
フォントや色使いだけでも十分かっこいいクラスTシャツを作ることが出来ます。

ロット数にも注意が必要

「ロット数」とは1回で生産する製品数量のまとまりのこと。
ここでは、一度に何枚オーダーしたか、を指します。
ショップによっては、オーダー時の最小ロット数が決められていて、それを下回る場合、注文できなかったり、別途手数料がかかってしまうことがあります。
1クラスの人数が少ない学校もあると思うので、最小ロット数に届かない場合、他のクラスや学年と合同でクラスTシャツを注文してもいいかもしれません。
ちなみに、ロット数を増やすと割引をしてくれるショップや一枚からオリジナルTシャツを作ってくれるショップもあります。
上手く活用してみて下さい。

誰だって激安でクラスTシャツを作りたいはず!

一番ネックになってくるのが、やはり「製版代」。
これを見逃すと激安でクラスTシャツは作れなくなってしまいます。
一番おすすめなのが、商品代+プリント代のみといった、分かりやすい料金体系のショップを利用すること。
これで、余計なことに頭を使わずに済みます。
イケてるクラスTシャツの激安作成を目指しましょう!