クラスTシャツのデザインは完成!あとは…デザイン方法ってどれを選べばいいの?
仕上がりに差があるのは分かるけど、クラスTシャツ向きなのってどれ?
僕も最初は疑問だらけでした。
クラスTシャツの場合、そこまで予算をかけることは出来ないので、それを踏まえたうえでおススメのプリント方法をご提案します。

たくさんあり過ぎて分からない?クラスTシャツ向けのプリント方法4選

インクジェットプリント

1クラス30~40人だとして、一番お得なプリント方法はインクジェットではないでしょうか。
生地に直接、パソコンで制作したデジタルデータをプリントします。
製版が不要のなので製版代がかからず、その分の費用を安くおさえられます。
また、色数がいくつあっても料金は変わらないので、多色使いをしたデザインにも向いているプリント方法です。
ただし、ボディの素材が綿100%の場合にのみにしか加工できません。
機能性素材を使ってポリエステルが入っているクラスTシャツには使えないので、注意が必要です。

デジタルコピー転写プリント

生地に直接プリントせず専用のシートにプリントし、インクで接着させるための糊処理をして、そのシートをボディに熱転写(プレス圧着)させていくプリント方法です。
こちらも製版がないので、製版代がかからない分予算を削減することが出来ます。
ただし、シートをプレス圧着しているので、その部分の通気性が悪くなるデメリットがあります。
体育祭用のクラスTシャツの場合、正面背面共に大きなに転写プリントを施すと、暑くて競技どころじゃなくなるかもしれません。

シルクスクリーンプリント

Tシャツへのプリント方法として最もオーソドックスなやり方です。
「版」と呼ばれる型を作り、版を使ってボディに直接インクを刷り込むプリント方法です。
市販されているような、高品質なプリントTシャツに仕上がります。
しかし、一色に一枚の版が必要なので一度の生産枚数が少ないと、一枚当たりの版代が割高になってしまいます。
クラスTシャツほどの枚数の場合、予算削減を目指すなら避けた方がいいプリント方法です。

カッティングプリント

着色されたシートを、専用のプリンターを使って文字やデザインの形に切り出し、ボディに熱転写(プレス圧着)する方法です。
バスケットボールのユニフォームなどの背番号に使われているプリント方法です。
デザインはやや限定されてしまいますが、こちらも版代がかからないのでコストをおさえることが出来ます。
また、版を作らないので、一枚一枚にそれぞれの別の名前を入れることが可能です。
クラスTシャツに自分の名前やあだ名がプリントされているのも個性的でいいと思います。

版代込みのショップも検討しよう

シルクスクリーンプリントはあまりおすすめ出来ないと書いてしまいましたが、クオリティの高いクラスTシャツを作りたいのなら、やっぱり使いたいプリント方法ですよね。
ショップによっては版代も込みで、値段を提示しているところがあります。
版代はデザインの大きさや色使いに左右されるので、版代込みのショップだと、そこのところを気にしなくていいですよね。
ぜひ検討してみて下さい。